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心臓病に限らず、医学界には専門用語が数多くあり、患者側からすると意味が通じない言葉も多いものです。心臓病の専門書を読んでも、何が書かれているのか理解できないこともあるでしょう。ここでは、心臓病に関して比較的多く使われる専門用語を取り上げてみました。専門書を読むときの参考にしてください。
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| あ | アセチルコリン負荷試験 | 冠動脈にアセチルコリンを注入し、冠攣縮性狭心症の診断を冠動脈が攣縮するかどうかでみる試験。 |
| アダムストークス発作 | 不整脈によるめまいや湿疹症状。 | |
| 遺伝性出血性 毛細血管拡張症(HHT) |
体中の毛細血管に異常が起こり、出血の傾向が見られる遺伝性疾患。 | |
| ウイルス性心筋炎 | 心筋の炎症がウイルス感染でおこるもの。風邪のような症状が特徴で、症状の軽いものから死亡するものまである。 | |
| 植え込み型除細動器 (ICD) |
皮膚の下に埋め込む小さな除細動器。 | |
| 右脚ブロック | 心臓の刺激伝導経路で、右室への伝導路が障害されている状態。 | |
| 右胸心 | 通常の位置と逆に心臓がある状態。先天性奇形がなければ機能的には問題はない。 | |
| 運動負荷心電図 | 運動時に起こる不整脈の発作を診断するために、心電図を運動しながら測定する。 | |
| エプスタイン奇形 | 三尖弁が先天的な奇形で閉鎖不全や逆流が起こっている状態。 | |
| エルゴメーター検査 | エルゴメーターと呼ばれる運動器具で、心電図を運動しながら測る検査。 | |
| か | 解離性大動脈瘤 | 大動脈瘤で解離部分が瘤状になっているもの。 |
| 拡張型心筋症 | 心筋壁が薄くなり、心臓の内腔がかなり拡大している状態の、原因の分からない心筋症。 | |
| 下肢静脈瘤 | 静脈内の弁の障害などで、心臓に戻るべき血液が足の静脈に留まり、瘤になって膨らんでいる状態。 | |
| カテーテルアブレーション | 心臓に、カテーテルと呼ばれる細い管を血管内を通して送り込み、高周波電流で、不整脈を起こしている心筋の異常部分をやき切る治療。 | |
| 感染性心内膜炎 | ウイルスや細菌が原因の心内膜炎。 | |
| 完全大血管転位 | 本来左心室から出ている大動脈が右心室から出ていて、右心室から出る肺動脈が、左心室から出ている状態。 | |
| 冠動脈形成術 | 血管に細いカテーテルを入れ、冠動脈の閉塞部分をバルーンやステントで拡げる治療。 | |
| 冠動脈バイパス術 | 冠動脈の詰まりで流れなくなった血流を、他の血管を使ってバイパスを作り、詰まった部分を避けて血液の流れを回復させる手術。 | |
| 冠攣縮性狭心症 | 冠動脈が痙攣を起こして縮むために起こる狭心症。安静時でも起こる可能性があり、 | |
| 機械弁 | 機械の人工弁。耐久性は良い。ワーファリンを飲み続けなければいけない。 | |
| 期外収縮 | 不整脈の1つ。時折脈が飛んだり一瞬動悸がする。健康な人にも起こる。 | |
| 胸水 | 水が胸膜腔に異常に溜まっている状態。 | |
| 胸痛症候群 | 原因の分からない胸痛。 | |
| 空気嚥下症 | 大量に空気を飲み込んでしまう状態。 | |
| 駆出率 | 心臓が心拍ごとに送り出す血液の量を、心臓が拡張したときの左室容積で除した値。機能評価の1つ。 | |
| 腱索の断裂 | 左心室と僧坊弁をつなぐ糸状の組織が切れてしまった状態。僧坊弁閉鎖不全の原因になる。 | |
| 甲状腺機能亢進 | 異常に甲状腺ホルモンが分泌されている状態。 | |
| 抗リン脂質抗体症候群 | 抗リン脂質抗体が血液中に出来る自己免疫性疾患。血栓ができやすい。 | |
| さ | 左脚ブロック | 心臓の刺激伝導経路で、左室に行く伝導経路が障害されている状態。 |
| 左心低形成症候群 | 弁膜症を伴うもので、左心房、左室やそこから出ている大動脈が小さい先天性心疾患。 | |
| サチュレーション (動脈血酸素飽和度) |
血液中の酸素と結合したヘモグロビンの量を、パルスオキシメータという機械で測定したもの、血中の酸素量の目安になる。 | |
| 三尖弁 | 右心房と右心室の間の弁。 | |
| 産褥性心筋症 | 心疾患のない女性が出産を機に心不全症状をきたすうっ血性心筋症。出産後正常化することが多い。 | |
| 自然気胸 | 肺表面に穴が開き、肺を包んでいる胸腔内に空気が漏れてしまい、圧力で肺が小さくなって胸痛が起きる。 | |
| シミター症候群 | 左心房ではなく、肺静脈が下大静脈に還流している異常。 | |
| 収縮性心膜炎 | 炎症を起こした心臓を包んでいる膜が肥厚して心臓を締め付け、拡張が障害される病気。 | |
| 上行大動脈拡大 | 大動脈弁の上の大動脈が拡張している状態。 | |
| 上室性 | 心室よりも上で起こるもの。 | |
| 上室頻拍 | 頻拍が心房の期外収縮をきっかけに始まるもの。いきなり始まり、いきなり治まる動悸の発作。 | |
| 静脈弁 | 静脈内にある血液の逆流を防ぐための弁。 | |
| 除細動 | 心臓が電気ショックや薬剤などで心房細動や心室細動を起こしている状態を、正常な状態に戻すこと。 | |
| 心外導管型手術 | 人工血管を心臓の外側に挿入してつなげるフォンタン手術の1つ。 |
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| 心胸隔比 | 胸部X線写真で、胸隔と心臓の比で拡大率を測る。 | |
| 心筋負荷シンチグラム | 放射線物質を静注し、負荷前後の心筋の血流の分布を見て虚血部分を診断する検査。 |
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| 人工心肺 | 心臓手術の際、心臓を一時的に停止し、心臓を通らずに、体外で血液を循環させるための装置。 |
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| 室細動 | 心室が震え、体に血液を送ることが出来なくなる致死的な頻脈性不整脈。 | |
| 心室性 | 心室で起こるもの。 | |
| 心室中隔欠損症 | 先天性の心疾患で、右心室と左心室の間を仕切っている心室中隔に穴があいているもの。 | |
| 心室頻拍 | 頻拍発作が心室から始まるもの。致命的な心室細動に移行することがある。 | |
| 心耳肺動脈接合 | フォンタン手術の1つ。 | |
| 心臓カテーテル検査 | 腕や足の付け根の血管から細いカテーテルをいれ、心臓まで通して心臓の動きや冠動脈の狭窄度を調べる。 | |
| 心臓超音波検査 (心エコー) |
心臓の血流や機能を超音波で調べる検査。 | |
| 心タンポナーデ | 心嚢液が心臓を包んでいる袋にたまり、心臓の動きが阻害されて心不全を起こす状態。 | |
| 心内導管型手術 | フォンタン手術の1つ。 | |
| 心内膜床欠損症 | 部分型は心房中隔欠損と房室弁閉鎖不全を合併したもので、さらに心室中隔欠損を合併したものは完全型の心内膜床欠損症と呼ぶ。 | |
| 心嚢液 | 心臓を覆っている心膜の中の液。 | |
| 深部静脈血栓症 | 血栓が足の静脈にできた状態。肺塞栓症の原因になる。 | |
| 心房細動 | 心房が小刻みに震える不整脈。これで心房内にある血栓が脳に飛び、脳梗塞になる可能性もある。 | |
| 心房粗動 | 心房が震えに近い頻度で起こる不整脈。 | |
| 心房中隔欠損症 | 先天性の心疾患で、右心房と左心房の間の心房中隔に穴があいている状態。 | |
| 人工弁 | 心臓弁の代わりに使う人工的に作られた弁。機械弁と生体弁がある。 | |
| ステント | 冠動脈形成術で、血管を広げたままにするために血管の中に留置する勤続の筒状の網。 | |
| ステントグラフト | バネ状のステントをつけた人工血管。 | |
| スポーツマン心臓 | スポーツをする人に見られる肥大した心臓。運動に必要となる多くの血液を送り出すためで病的なものではない。 | |
| 生体弁 | 牛や豚のものを使った異種生体弁、臓器提供者からの同種生体弁、自己の肺動脈弁を使う自己生体弁がある。 | |
| 接合部調律 | 心臓を収縮させるための電気刺激が、洞結節からではなく、心房と心室を結ぶ接合部から出ているもの。 | |
| 僧坊弁逸脱症 | 左房と左室の間の弁がうまく閉じない状態。 | |
| 僧坊弁閉鎖不全 | 左房と左室の間の弁の閉鎖が不十分なため、血液が逆流している状態。 |
参考サイト: http://www.jhf.or.jp/ 財団法人日本心臓財団
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